「走る歓び」をかたちに

「走る歓び」をかたちに

マツダならではのドライビングフィールとデザインを具現化する、生産現場のこだわりと工夫。

「走る歓び」を生み出す生産現場のこだわり

マツダがお客様にお届けしたいのは、「走る歓び」です。単にクルマの走行性能を高めるだけではなく、共に在ることの誇り、動くことへの感動やときめきをお届けできるモデルを目指し、開発やデザインに全力で取り組んでいます。しかしそれは、生産現場の魂を込めたクルマづくりなくして、具現化することはできません。お客様から信頼とご満足をいただき、「走る歓び」を実感していただける一台を生み出すため、生産現場は細部にまでこだわりを持ち、工夫と改善を続けています。

画像:「Made in Hiroshima」の 誇りと責任

「Made in Hiroshima」の
誇りと責任

マツダの主な生産拠点は、広島県の宇品工場と山口県の防府工場です。戦後、壊滅的な打撃を被りながらも、ゼロから立ち上がり、驚異的な復興を遂げた広島。誰もが無理だということであっても敢えて挑み、どんな困難に当たっても、決して諦めずに夢を追いかける屈強なチャレンジング・スピリットは、マツダにも深く根づいています。全社員一人ひとりが「Made in Hiroshima」の誇りと責任を胸に、生産に取り組んでいるのです。

画像:「Made in Hiroshima」の 誇りと責任

人の手をかけるからこそ、
「人馬一体」の走りが生み出される

クルマを構成する部品の中でも最も重要なのが、エンジンとトランスミッションです。マツダ車のエンジンは、宇品工場で、人の手によって組み上げられます。「人の感性」と「高い技術力」があってこそ、高い品質をご提供できると信じているからです。
一方、防府工場で生産されているのがトランスミッション。700度以上にもなるアルミの溶解、世界最速水準の速さによる鋳型充填など、担当者は高熱やスピードと戦いながら一機一機を鋳造していきます。こうして完成したトランスミッションには、内製の証しであるマツダのエンブレムを刻印。高い次元で意のままに操る歓びをご提供するため、鋳造からこだわって造り上げることで、マツダならではの「人馬一体」のドライビングフィールを生み出しています。

画像:人の手をかけるからこそ 人馬一体の走りは生み出される

「匠塗 TAKUMINURI」が、
「魂動デザイン」の美しさを生む

マツダのデザインテーマ「魂動」の美しさを最大限に引き出すには、一寸の狂いも無くデザインを再現する車体製造とともに、塗装品質への厳しいこだわりが欠かせません。
マツダは、塗装技術の革新に継続的に取り組んでおり、環境にやさしいスリーウェットオン塗装やアクアテック塗装を開発してきました。これらの技術革新では、塗膜の機能を最適化する塗膜構造の設計技術と、それを実現する高精度な塗装技術を培ってきました。「匠塗 TAKUMINURI」は、これらの技術を「色」に応用して、ソウルレッドプレミアムメタリックの「鮮やかさ」と「深み」を強く感じられる質感を発色させる塗膜の量産化に成功しました。
「塗装はクルマの顔」。それが塗装担当者の志です。

画像:プラス・ワンの塗りが「魂動デザイン」の美しさを生む

画像:小さな確認の積み重ねが、 クルマの安心・安全を支えている

小さな確認の積み重ねが、
クルマの安心・安全を支えている

組立工程では、エンジン、トランスミッション、ボディといった部品が集められ、1台のクルマとして仕立てられていきます。部品点数はなんと1,200点以上。たとえごく小さな部品一つでも、取り付け不良のないよう締め付け確認装置を導入するなど、工場全体で高い品質のクルマを送り出す工夫を行っています。
組立終了後、品質を確実に保証するために、全数完成検査が行われます。特に走行検査では、厳しい社内教育を受けた専門のスタッフが専用のコースを走り、多岐に渡るチェックを行います。いくつもの厳密な基準をクリアした安心・安全なクルマだけが、お客様に「走る歓び」をお届けできるのです。

すべては、お客様の幸せを生み出すために

クルマはお客様の人生を乗せて走ります。ドライバーのときめきや感動も、毎日の暮らしのシーンも、そして家族や仲間との大切な時間も、クルマは乗せているのです。1台1台に与えられたその大きな責任を担当者全員が背負っている場所、それが生産の現場です。すべての工夫とこだわりは、お客様の幸せのために。マツダ車を選んでいただいたお客様のもとへ、あらゆる面で高い品質を確保したモデルを1日も早くお届けできるよう、全行程の社員が一丸となって生産に取り組んでいます。

画像:すべては、お客様の幸せを生み出すために