ものに命を吹き込む“匠”。
日本では優れたクラフトマンのことを“匠”と呼びます。マツダでは全てのエンジニアが匠を目指すべく、自分の技術を磨き、クルマづくりに情熱を注いでいます。
しかしマツダは、クルマづくりは技術だけではないと信じています。最後に人々の心を動かすものは、エンジニア本人が持っている感性。ものに命を吹き込めるのは、感性を極限まで研ぎ澄ました匠だけなのです。マツダの匠に終わりはありません。常に満足せず、より高いレベルを追い求める。そのために、妥協を許すことなくクルマづくりに全てを捧げています。
世界を虜にするロードスター
マツダの感性を込めたクルマづくりを最も象徴するクルマ、それがロードスターです。思いのままに操れるアクセルとブレーキの操作フィール。本当に走ることが楽しくなる、心を開放してくれる、人生のパートナーとなれるクルマ。「人馬一体」を表現したこのスポーツカーは1989年の発売以来、世界中の人々に愛され、「世界で最も多く販売された二人乗りの小型オープンスポーツカー」としてギネス記録を更新し続けています。
乗った瞬間に、乗り心地の良さを実感でき、走る歓びを感じることができるドライビングの体験。この誰もが幸せになれるクルマを生むことができたのは、エンジニアたちの情熱、そしてそれを愛する多くのドライバー達の支えがあったからこそでした。
生命感溢れる動きの表現
マツダでは、人馬一体の走りはもちろん、クルマの造形においても匠の技術と感性、そして情熱を込めたクルマづくりを行っています。クルマともっと感情的なつながりを築いてもらうために、生き物が持つ動きの美しさと生命感を込めたい。そのために、デザイナー・クレイモデラーがコンマ数ミリの造形にも徹底的にこだわります。
そこから生まれたのが、見る人の魂を揺さぶり、心をときめかせる、感性に基づいた「魂動(こどう) - Soul of Motion」というデザインテーマ。まるで生き物のような生命力を感じさせ、意志を持って動き出しそうな緊張感を持った造形美を追求しています。
関連情報