2022年9月から参戦した倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERのメカニックを担当した2名を紹介します。
2022年9月から参戦した倶楽部MAZDA SPIRIT RACING ROADSTERのメカニックを担当した2名を紹介します。
助田 紘章（呉店）
電装系の診断を得意とし、レース時にも灯火類や警告灯の修理などで、その力を発揮してきました。ピットストップ時はタイヤ交換を担当。ＨＭ RACERSでも2019年に帯同した経験も持ちます。
実は人見知りで、MAZDA SPIRIT RACINGへの派遣も不安だったそうです。それでもコミュニケーションを深め、最も学んだことは何よりもチーム全体での動き。
日頃の業務でも、周囲を見渡して、最善の動きを心掛けることに繋がりました。加えて、特にトラブル対処時の判断力と行動力の向上にも、手ごたえを感じています。
この仕事の魅力を、普段できないようなところまで車に触れられること、だと語る助田。その楽しさとレースの緊張感で磨いた腕で、「早く、正確に」をモットーに、今日も業務に励みます。
才﨑 俊也（西条店）
ピットイン時には、給油やタイヤ交換を担当。普段は「素早く確実に」をポリシーに、車検整備業務を得意としています。
2020年から2年間、HM RACERSにも帯同。それでも、MAZDA SPIRIT RACINGへの派遣を聞いた時には、メンバーが変わることや経験が通用するのか、少し不安だったそう。しかし、クルマのメンテナンスやセッティングに関わる作業は思っていた通り。さらに、他社チームだからこその大きな責任を感じ、自身の成長につながったと実感しています。シーズン後半からはロードスターの担当となり、車種の違いを楽しみながらの参戦となりました。
普段の業務では、レースで身に付いた事前の準備と整理整頓の習慣を反映。作業環境の整備や業務スピードに、いっそう磨きがかかりました。レースも普段の整備も「大変な業務だが、故障が直った時の達成感は格別」。変化や困難も楽しみと糧にしながら、今日も業務に励んでいます。
スーパー耐久レースに参戦したMAZDA SPIRIT RACINGチームにとって、広島マツダのサービスエンジニアは無くてはならない「共に挑む」素晴らしい仲間たちでした。見事なチームワークと技術と情熱があったからこそ、走り切れた一年でした。
そして、この経験が自らの成長と、より良い仕事に繋がるものと語ってくれました。この仲間たちと、2023年も、MAZDA SPIRIT RACINGは挑戦を続けます。