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竹内 都美子

TOMIKO TAKEUCHI

執行役員
グローバル人事・安全・病院担当

PROFILE / プロフィール

1997年入社。電子技術開発の業務を経て、99年に開発・評価ドライバーとして評価専門チームに異動、マツダ車の総合商品性評価を担当する。
2009年に車両開発領域に移り、新型デミオ(現Mazda2)等の開発に携わる。2015年に商品領域へ異動、マツダ初の女性主査として電気自動車であるMX-30の開発を指揮。2021年4月に人事本部長に就任、23年4月より現職。

相手を想い、感謝の気持ちを持つこと。
前向きな気持ちを広げていくことで、誰もが主役として活躍できるマツダに。

竹内さんからご覧になって、マツダはどんな会社ですか?

マツダは自動車メーカーですが、クルマではなく人が主役の会社だと思っています。現場こそがマツダの最前線であり、そこで働く人が主役です。マツダが掲げる3本の柱として「つながりづくり、ものづくり、ひとづくり」がありますが、お客さまとの絆や繋がりをつくるのは人。モノづくりも人が中心です。つまり、人が基盤であり、最も重要なのです。
また、社員一人ひとりが受け持つ守備範囲が広く、若いうちから大きなプロジェクトを任せられるのも、マツダならではの特徴です。私自身も入社後2、3年でいろいろな仕事をさせていただきました。とても危なっかしくて周りはヒヤヒヤしていたのではないかと思いますが(笑)、チャレンジした上での失敗は許容していただきましたし、温かい目で見守っていただきました。現在は若手社員を見守る側になりましたが、企画から実装まで取り組んでいる姿を見ると、心配よりも楽しみという気持ちが大きいです。

自動車業界は100年に一度の大変革期といわれています。
これからのマツダが目指すべき姿について教えてください。

そもそもクルマとは何なのかという根本を問う時代に入っています。移動手段のみではなく、大切な人と過ごす空間としての価値が問われており、未だ答えはありません。さらにCASEやカーボンニュートラルへの対応など、広島さらには国内外の企業と協力しながら乗り越えていく必要があります。そんな時代だからこそ、相手に対して感謝の気持ちを示せること。人が好きであることが大切だと思っています。「ありがとう」の気持ちが広島、日本、グローバルへ広がっていく。感謝をしながら「前向きに今日を生きる人の輪を広げる」ことが、私たちの存在意義であると考えています。

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これからのマツダに必要なのはどのような人材でしょうか。

私はよくお城の石垣に例えるのですが、「自分の仕事は石垣を組むこと」と思うのではなく、「自分が城を建てている」という意識を持って仕事に向き合っていただきたいと思っています。自動車メーカーの中ではスモールプレーヤーであるからこそ、一人ひとりがプロジェクトの主役なのだという意識を持ち、現場という舞台の上で輝いていただきたいです。

会社として、社員の活躍をどのように支援していきますか?

先ほど申し上げた存在意義をかなえるためには、社員一人ひとりの能力を高め、活躍を最大化していくことが大切です。入社後はまず、自分がどのようなキャリアを歩んでいきたいかを考えてもらいます。そして、一人ひとりの成長を支援するプログラムで、多様な人々が活躍できる場を築いていくことを目指しています。

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最後に一言メッセージをお願いします

私自身、現在の職場を舞台に日々、学び、挑戦しながら、楽しい毎日を送らせてもらっています。
マツダで成長し、自立し、主役として一緒に輝いていきましょう。執行役員
竹内 都美子