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技術系

 

入社5年目

牧 真平


 

 

私は生産技術部門に所属しており、新型車のリアバンパーの組立領域を担当しています。生産技術とは、狙いの品質、コストを満足する生産工程と設備を工場へ提供する役割を担っています。CADやCAEを用いて部品の完成前から検証を行い、部品の完成後は修正が不要になるような効率のよい量産準備を目指しています。
私が担当しているバンパーは社内工場で生産しており、成形機や金型を間近で見る事が出来ます。初めて見た時は、大きさと迫力に圧倒されました。それと同時にクルマを作るという事のスケールの大きさを改めて実感した事を覚えています。

生産技術部門は、設計から生産までの幅広い領域と関わる事が出来ます。
以前、開発中の車両で問題が発生しバンパーに組む部品の形状を変更することになった際に、形状変更すると生産に支障が生じるということがありました。
その時も、設計部門にはその部品が車両としてどのような機能が求められるのか、生産部門には生産する為にはどのような構造にしなければならないのかを確認しました。その後、様々な部門を巻き込んで徹底的に話し合い、車両性能と生産性を両立する部品構造を決定する事ができました。

量産出来なければお客様にクルマが届く事はないため、車両性能と生産性を両立させる事が出来た時はやりがいを感じます。
今後は樹脂部品について更に勉強して、樹脂部品の知識を”武器”に、社内だけでなく、社外のお取引様とも共創できる技術者になりたいと思っています。

職場は気軽に相談や話が出来る雰囲気で、先輩から仕事をお願いされたときには一緒にお菓子をくれたりする事もありました。逆に自分が仕事をお願いするときにもお菓子を持って行ったりと、事務所も張り詰めた感じでもないためとても仕事がやりやすい環境です。


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